ビクトリア駐在日本国名誉総領事任命記念パーティー

 

去る312日にバンクーバー日本国総領事館から、ビクトリア駐在日本国名誉総領事(Honorary Consul General of Japan in Victoria)として正式に任命されたデ−ヴィッド・アラン・ビング氏(David Alan Bying〉(56)のお披露目パーティーが、ビクトリア市のロイヤルBC博物館で58日に開催された。

 

入り口で来賓の方々と挨拶する岡井総領事

 

これは今までにない新たなポジションで、当日は幅広い日加の関係者約100人ほどが集まりビング氏の門出を祝った。

周知のようにBC州の州都はビクトリアである。しかし本土とは海峡を隔てている不便さがあり、そのため領事館はバンクーバー市に設置され業務を遂行している。

 

しかしバンクーバー・アイランドにも、多くの日本人、日系人、また日本と公私に渡り関係の深いカナダ人が住んでいるため、当地に領事館の代表を置き各方面の便宜を図るのが目的である。

 

ビング氏の名刺

 

この初めてのポジションに就くビング氏は、37年間携わっていたBC州政府での仕事を現在は退陣し、ローヤル・ローズ(Royal Roads)大学の理事会に在籍し学長の特別補佐官を務めている。

 

だが政府で仕事をしていた頃は、経済ミッションを連れて日本・アジアを数回歴訪しており、国土交通省、農林水産省、教育省などの重要な役職も歴任した。中でも子供の教育には熱心に取り組み、幼稚園からグレード12までの教育システムの改革を行っている。

 

パーティーに先駆け岡井バンクバー総領事は、「日本とカナダは1800年代に難破船が漂着した頃からの長い関係が続いている。ビング氏は今まで長期に渡りBC州政府で仕事をされ、日本との関係を親密なものに導いてきた。そうした輝かしい経験と幅広い人脈を持つ彼以上にこのポジションの適任者はいない。今後も引き続きその知見を活かし、ご活躍下さることを切望している」と祝辞を送った。

 

祝辞を送る岡井朝子バンクーバー総領事

 

これに対してビング氏は、「岡井総領事が私を高く評価して下さり、この名誉ある役職の任務に充てて下さったことを感謝している。もちろん今までの仕事の成果は、自分一人の力ではなく、多くの人の協力によって成し遂げられたものである。これからもこの経験を活かし、両国の更なる絆を深めるために力を尽くしたい。特に近年は両国間で多くの若い学生たちの往来があるが、教育省で働いた経験を活かしてその方面に力を入れたい。皆さまのご協力をお願いしたい」と返礼した。

 

返礼するビング氏

 

その後は日本からの各種のお酒や地産のワイン、ビールなどで乾杯をし、供された日本食を楽しみながら来賓の方々と和やかに歓談した。

 

祝辞の後の乾杯

 

                                 

            記念パーティーに集まったバンクーバー島の各市長たち

 

なお非常に興味深いのは、名誉総領事職としての特権である。

聞くところによると車には国旗を付け、例え駐車違反をしても罰金を払うことはなく、出入国に際してはファーストレーンを利用出来、不動産税は免除されるとのこと。また身分は国際法で守られているため、居住している家屋は法の執行を受けることはなく、キャリア官僚と同等の多くの特権が与えられるそうである。

 

 

ビング氏との一問一答:

 

‐新たなポジションを受けてどのような抱負をお持ちですか。

 

今まで37年間政府関係の仕事をしてきた中で、特に力を注いだのはBC州の経済発展と教育関連方面の向上でした。両国は経済的にとても強い絆で結ばれており、貿易相手国として、日本はアメリカ、中国に次いで3番目です。日本を初めアジア方面には数回足を運んでおり、前BC州首相と共に訪日したこともあります。これからも両国の関係を強固にして、益々より良い方向に発展させるために力になれたらと願っています。加えてこの島には日本から沢山の留学生が来て勉強していますし、教育関係者の訪問もあります。そうした方面の関係も強化させたいです。

 

‐今までにビジネスやまた個人的に訪日なさって一番印象に残った場所は?

 

ビジネスで行った場合はやはり東京が中心でしたが、一度長男と一緒に日本を廻った事があります。京都や日本アルプス等印象に残っている場所は沢山ありますが、中でも高野山に行ったのは強烈な印象でした。もちろん聖地として永い歴史がある所ですが、非常に神聖な思いを感じたことを今でも覚えています。岡田前バンクーバー総領事にお世話になりました。

 

−日本国名誉総領事としての初訪日は何時を予定していますか。

 

来春の桜の季節に行けたらと思っています。日本は南北に長い国なので桜の開花時期が少しづつずれ、長い間花を楽しめるそうですが、そんな時期だったらいいなと思うのです。

 

−ご存知と思いますが、BC州にはとても悲しい日系人の歴史があります。是非お時間を割いてその詳細を学んで頂きたいと思います。西海岸の日系史を知るには「希望の国カナダ・・・、夢に懸け、海を渡った移民たち」と言う本が出ています。この原書は「Gateway to Promise」と言います。是非時間のある時に目を通して下さい。

 

もちろん日系人の悲史は私も知っています。そうですか、そんな本が出ているのですね。前向きに色々な知識を重ねて行きたいと思います。

 

 

−ご相談出来る連絡先は何処ですか。

家がオフィスになっていますので、どうぞ気軽にご連絡下さい。以下が私の連絡先です。

2588Crystalview Dr. Victoria, B.C, V9B 6M9

Mobile:250-889-1016

E-mail:dave.byng@commnity.royalroads.ca

 

祝辞を受けるCheryl-Ann夫人と次男のMaxさん

 

 

 

 

 

 



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