第59回海外日系人大会 in Hawaii

東京の憲政会館で毎秋行われる「海外日系人大会」が、今年は6月上旬に場所をホノルルのワイキキに移して執り行なわれた。これは日本人として海外に住む移住者、日系人、またはその関係者などが年一回集まり、他国の同胞者たちとの情報交換や交流などを行なうイベントである。

 

会場のワイキキ・シェラトン・ホテルからダイヤモンド・ヘッドを望む

 

59回目の今年は、日本から初めての移民がハワイに渡った1868年(明治元年)から数えて150年目と言うことで、当地の「Gannenmono(元年者)Celebrating 150 Years」と題したグループと合同で盛大な記念大会を行たのである。参加者は世界18地域の15カ国から298名が集結した。

 

 

日本からのメディア関連では「NHKWORLD」からの取材があり、また秋篠宮ご夫妻のご臨席もあった。

 

二日に渡るイベントは非常に内容の濃いもので、日本からは上智大学名誉教授の堀坂浩太郎教授の「日本の近代化と日本ーヒトのネットワークをつくる」や、国際協力機構理事長の北岡伸一氏などの記念講演も聞きごたえのあるものであった。

 

上智大学名誉教授・堀坂浩太郎教授に「希望の国カナダへ・・・、夢に懸け、海を渡った移民たち」を贈呈

 

加えてグアム島、ペルー等などの代表の挨拶や、分科会では南米のブラジル、アルゼンチンなどの日系人の講演はもとより、地元のハワイ大学やUCLAの社会学の教授たち、津田塾大学の飯野雅子名誉教授などそれは多彩な顔ぶれで、それぞれの立場から日系に関する社会学的な見地からの盛りだくさんの講演が行われた。

 

ペルーのマチュピチュの日本人協会

 

また分科会ではハワイを始め、フィリピン、オランダ、カナダなどの国々での日系人事情やその活躍振りを紹介する時間も設けられ、世界に散らばる日本をルーツにした人々の各方面からの紹介も興味深いものであった。

 

近年オランダへ移住する日本人の傾向

 

最後には以下の6項目に集約された大会宣言が発表され、今後の指針として推進することが決まった。

 

1.日系レガシー

2.日系資料館

3.グローバル化と日系人

4.若い世代のアイデンティティの形成

5.在日日系人社会

6.国際日系デー

 

興味深かったのは、色々な分科会で何度も聞かれたのは以下のような言葉であったことだ。

 

 

もちろん基調講演、分科会、パネルディスカッションの合間には、ハワイならではのエンターテイメントも披露され大会を盛り上げてくれたのは嬉しい事だった。

 

 

フラダンスを踊る地元の子供たち

 

今大会の主催者である海外日系人協会理事長の田中克之氏(↓)は、もう大分前だが、トロントの日本総領事であった頃に、私を交えた日本女性のグループ「ハーモニー・インターナショナル・クラブ」を運営していた折りに大変お世話になった。

 

今回はハワイでイベントを開催するにあたり、並々ならないご努力があったであろうことが伺い知れる。

 

 

〜*〜*〜

 

またこの週末の夜は、日系人大会とは関係がないものの「Pan-Pacific Festival」と称するお祭りがダウンタウンで繰り広がられ、日本からのエンターテイナーたちが大通りでパーフォーマンスを披露してお祭り気分を盛り立てていた。

 

日本から来たフラダンスのグループの優雅な踊り

 

土着のハワイ人達の勇壮な踊り

 

 

 

 

 

 

 



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