冬枯れの中のオアシス

カナダの中では一番温暖と言われる西海岸のブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリア市だが、やはり冬真っ盛りの今は、日中の平均温度は7、8℃に下がる。だが夜でもマイナスになることは滅多にないのが嬉しい。

 

ビクトリア市は島の最南端にある。右下の赤線がアメリカとの国境線

 

今年の冬は例年に比べ多少暖かい気がするが、冬は何しろ雨が多いのが当地の特徴である。それでもバンクーバーよりは雨量が半分以下という人もいるが、そこには住んだことがないので自分の感覚を持って比べることは出来ない。

 

西海岸に雨が多いのは、海からの風がロッキー山脈にぶつかり、雪の湿気を含んだ冷たい風が跳ね返ってくるためで「これでもか!」とばかりに雨を降らせるのだ。冬にはそんな日が多いため、曇り空の陰鬱な日が続くのである。

 

しかしそれだからこそ、太陽が出る明るい日には冬にもかかわらず、見事な程青々とした芝生を見ることが出来るのだ。

 

40余年暮らしたトロントから当地に国内移住して早くも4年半余り。当初、冬には避寒地(ここはメキシコが一番の人気)に行くと言う人の話を聞いて、「−24、25℃にもなる極寒のトロントに比べたら何とも過ごし易い場所なのに、なんで?」と思ったものだ。だが、慣れてくるとこの雨が嫌と言う人々の気持ちが理解出来るようになる。「人間とは何とも贅沢なものよ!」と思うのだ。

 

そのビクトリアの中で、私が自分で「Oasis(オアシス)」或いは「Sanctuary(聖地)」と呼んでいる場所がある。年間通しのパスを買い、一年中気が向くと片道25キロの道を車でひた走り訪れる。

 

それは「Butchart Gardens」と呼ばれる55エーカーもある広大な花一杯の公園である。北米の中でもその美しさでは1,2を争う場所である。

 

もちろん今は冬枯れで「花」と呼べるものは僅かに数えるほどしかない。

 

 

健気にクリスマスロースが花を咲かせている 

 

 

 

秋の名残りの赤い実をつけた木の向こうに五つの噴水が見られる丘の上と、秋の盛りには真っ赤になるBurningTreeが二株見える。

 

 

 

だが寒風の中で春をひたすら待つ蕾の数々を見ると「もうすぐ暖かくなるからね。頑張って!」と

思わず声を掛けてしまう。

 

 

 

そしてこの時期だからこそ、花の盛りにその命を精一杯開花させるための下準備をするガーデナーの

地道な仕事ぶりが見られるのも嬉しい。↓

下は分かりずらいが、ガーデナーが木々を剪定している↓。

 

 

 

いつもは賑やかな子供の歓声が聞こえる回転木馬も今は開店休業である。

 

 

花の盛りには以下のような風景が見られ、それは息を飲むほどに美しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>

selected entries

archives

links

profile

書いた記事数:100 最後に更新した日:2019/06/03

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM