TorontoからVictoriaへの国内移住記 −4−

Day 10  5月23日(金)

Washington州Seattle付近は、雨の多いことで知られている。
そのためか春の花々は色も濃くまさに春爛漫であった。








アメリカでの最後の夜を過ごした街Seattleの北にあるリゾート地Anacortesを発ち、移住先のBC州Victoria(波止場はSidney)への車による移動の最後の日の朝も予想通り雨であった。

土砂降りとまではいかないまでも、かなりの雨量で名だたる場所に相応しかった。
8:30am出発のフェリーに乗るには1時間前にくること、となっているため、7時半ごろに到着したのだがすでに長い車の列。



それでも次々に車共々乗船し、8時40分には出航することが出来た。

途中でFriday Harborと言う島に停まり、下船する車、乗船する車を裁き、Sidneyには予定より少し遅れて11時半頃に到着した。
Sidneyはすっきりとした青空の見える快晴で、カナダの地に戻ったことが事のほか嬉しく感じられた。



途中あちらこちらを観光で寄り道はしたものの、10日にわたる長旅の合計走行数は5200kmほどであった。

今回の旅を反芻し、消化し直すには正直まだかなりの時間が必要なようだ。
だがこの移動で一番大変だったのは、車で大陸横断した体力的な消耗はもとよりながら、出発までに済ませなければならなかった引越しの準備で、心身ともに力を使い果した直後の旅行だったことだ。

しかし、私にはこの大陸がとてつもなく広いことを知ったのみに留まらず、​新たな人生の幕開けとするために、このトランジッションが何よりも必要だった。
それだけは間違いがない。

車による長旅で一番気を付けなければならない事の一つは「食べ過ぎないこと」だ。
もっとも日本のように行く先々で名物があるというお国柄ではないのだが、それでも食事の量には気を使わなければならない。何もせずにただ車に乗っているのは、神経はつかっても体力は使わない。食べ過ぎたら必ず胃がもたれてくる。

いまや「日本食」が世界の食べ物であることは広く知られているが、日本人が思う「日本食」と外国で広まった「日本食」とには大きな隔たりがる。

しかし何を持って「日本食」とするかは、来る客の好みで決まるのが外国での「日本食」である。
今回の旅でも、「こんな田舎町に!?」と思う所にも「東京寿司レストラン」「わさびレストラン」「ジャパニーズ寿司レストラン」と銘打ってお店を構えているのを何回も目にした。

シェフは東洋系の人以外にはメキシコ人が多かったが、中には「倶梨伽羅悶々」と言いたいような何とも派手な刺青をした若い白人のお兄さんが、店のガラス窓の向こうで寿司を作っていたりする。
興味半分でAnacortesのレストランに入ったが、出てきたものは下の写真のようなもの。トロントにもこの手の寿司を供するところがあるのは知っている。

だが寿司メシが温かく、何とも不思議な感じがするのはこちらが慣れていないからだろうか。
聞けば、ハワイの寿司職人に習ったとか。店は次から次へと来るお客でもうもう超満員であった。










TorontoからVictoriaへの移住記の最後は、食べ物の話で締めくくることにした。

では皆さまお元気で!

                                                               


 


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