【季節の花だより】 梅、シュロ、モクレン、そして桜並木と水仙と・・・春たけなわのビクトリア市南端



春うららの日が続くビクトリア市の南端に、陽気が暖かくなると人の行き来が俄然(がぜん)多くなる通りがある。

2月末から3月にかけて閑静な住宅街に観光バスや白い馬の引く馬車に乗ったツーリストが増えるのは、梅の花、シュロの木、モクレン(マグノリア)、そして2ブロックほど離れた通りに1.6キロほど続く桜並木を見に来るからだ。 

暖色の薄黄色に塗られた木造の家は、ごく普通の2階建ての住宅。だが、前庭にそびえ立つ15本のシュロの木はまさに「お見事!」と言うほかはなく、いやが上にも人の目を引く。

 
シュロの木

シュロの木
梅の花、シュロの木、モクレンがある家(3月12日撮影)

通称 Chinese Windmill Palms (学術名=Trachycarpus Foretunei)と呼ばれ、高さは7.6メートル、樹齢45年ほどたつというが、ここビクトリアはシュロの木が育つ北限とのこと。

もちろんこれほど立派に育成させるには、家主の絶え間ないケアがあってのこと。暖かくなる春ごろからは週1回、真夏には4日に1回1時間ほどの水やりが欠かせない。 

真冬に時たま降る雪のときは、葉に積もったパウダースノーを振り払うそうだが、今は余りに背が高くなり、それは出来なくなったものの元気にグングン育っている。

屋根の一部を切り取ってシュロの木に生育空間を譲ったりもしているが、根が張っても地下の水道管などには全く支障はないそうだ。


シュロの木
ムラサキのモクレン(3月12日撮影)

隣家にある紫(むらさき)のモクレンはこれから2、3日たつとその盛りを迎えるが、モクレン、シュロの木、梅の花のコントラストは暖冬の地ビクトリアならではの光景かもしれない。 

またここから2、3ブロック行ったところには、ヴィクトリアの中でも特に美しい1.6キロメートルも続く桜並木で有名なMoss St.がある。


桜並木
有名なMoss Street の桜並木(3月10日撮影)  

シュロの木
咲き誇る桜(3月10日撮影)

水仙


梅と違い桜の寿命は短いため、あと1週間もすれば桜の花びらで通りが埋め尽くされる。  


シュロの木
作家アリス・マンローの元夫が経営する本屋の前に開花した早咲き八重桜(2月20日撮影) 

シュロの木

2月半ばに満開を迎えた早咲きの桜はもう散ってしまったが、この八重桜は、2013年にノーベル文学賞を取ったカナダの女流作家アリス・マンローの元夫が持つ本屋さん「Munros Books of Victoria」の前にあり、本屋と共に有名な観光スポットだ。


また3月になって急に増えたのは至るところに咲く野生の水仙である。


水仙

水仙

水仙

水仙
「花盗人」よけの小さなサイン(3月14日撮影)







 


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