ヴィクトリア市「エンプレス・ホテル」のシンボル


E Hotel


ウィーピング・セコイアの木が伐採されました

バンクーバーアイランドのビクトリア市を一度でも訪れたことのある人は、ダウンタウンのど真ん中に位置する Empress Hotel の前に立ち、この奇妙な形をした通称 Weeping Sequoia(ウィーピング・セコイア)と呼ばれるヒノキ科の常緑針葉樹を見て驚いた経験があることでしょう。そして、写真に収めようとシャッターを切り、また木々と一緒に記念写真を撮った人も多いことと思います。 

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訪れる人々の人気者だったウィーピング・セコイアのペア(2014年6月1日撮影) 

ホテルの正面入り口に向かう道に、巨大な2頭のマンモスか、あるいは象がノッソリと立っているかのように見え、思わず笑いが込み上げます。ツーリストは必ず足を止め、正面から、横から、斜め後ろからと、あきずに眺める光景は、観光シーズンが始まると必ず見られる夏の風物詩だったのです。 

ところがこのユーモアいっぱいの2本の木が、先週の4月2日、バッサリと切られてしまいました。理由は、根がはびこり過ぎて、ホテルの小径(こみち)にはい出し、お客さまに迷惑がかかるためとのことで、市も伐採の許可を出しました。 

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4月2日、2本の木がバッサリ切られた後の風景(4月3日撮影) 

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残された切り株(4月3日撮影)  

各国からの要人が必ず宿泊する107年の歴史と477部屋もある由緒あるホテルは、ビクトリア市民にとっては大きな誇りですが、昨年8月に売りに出されました。 

新オーナーは、バンクーバー出身のイタリア系移民2世のビジネスマンで、一家で手広く不動産業を営む Bosa Development Corporation です。3,000万ドルで購入しましたが、今後は大きなリノベーションをして、新装新たなホテルに生まれ変わる計画が立てられています。しかし、重厚な雰囲気を持つ外観には出来るだけ手を加えず、引き続き当市最古のホテルの一つである偉容を保つように心がけるとのことです。 

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ホテルの廻りにはすでに花が咲き乱れていますが、まだ観光客はそれほどでもありません。
でも今夏、再訪される方がいたらきっとガッカリすることでしょう。







 


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