カナダ日系史「Gateway To Promise」翻訳チーム近況-7-

翻訳

変わらずに美しいブチャード・ガーデンの眺め(8月上旬)

 

何と今回は3か月のご無沙汰です。

 

この間にも当サイトをご覧頂いている方が多く、嬉しいことです。ただ「まだアップデイトされていない!」と思った方も多いかと思います。

とにかく夏は、公私に渡る行事が多く、落ち着いて仕事をする雰囲気に自分を押し込めるのが容易ではありませんでした。

 

と言っている内に9月を迎え、ここビクトリアではすでに「秋風」を感じるようになりました。まだ夏が終わったばかりなのに・・・と少々寂しい気がします。でも、過ぎ行く季節の名残りを惜しむ気持ちが私は嫌いではありません。

 

さて、言い訳にはなりますが、この時期の翻訳関係の仕事は遅々として進まなかったと告白しましょう。

前にも書きましたが、この400頁の英語本は三部にわかれています。最後のSection3は、移民した家族の個々の物語なのです。

 

私は、結局こうした生身の人間の息吹を感じられる、あるいは想像出来るヵ所に一番興味をそそられます。それ故に、この部分から校正を始めました。

 

そして9月初旬の今、この部分の校正は90%終わっています。終了次第、訳者間で共有するGoogle Docに載せて「final」とし、自由に閲覧出来るようになっています。

 

生きた人間の生きた証の物語は、何時の時代のものでも、またどんな話でも興味深いもので私は好きなのです。特に日本から移民としてこの未知の世界に足を踏み入れ、ゼロからのスタートをし、白人社会で偏見や差別と闘いながらも生きた先駆者たちの物語は、時には涙なしには読めません。

 

校正の合間にファシリテーターとして行たことは、日系関係の組織が出す助成金の申請と、それを頂いた後に書くお礼を兼ねた原稿書き、関係者への顔つなぎ等など、ソーシャルな繋がりも無視できないのです。今後どのような関係に発展するか分かりませんので丁寧な応対をする必要があります。

 

今までに助成金を頂いた団体は、当地の日系グループ VNCS(Victoria Nikkei Cultural Society)、カナダの日系人の全国組織 NAJC(National Association Japanese Canadian)、そして当地の日本からの戦後移住者たちの集まり VJFS(Victoria Japanese Friendship Society)の三か所で、合計2500ドルになります。

 

すでに訳者への本代と郵送料、一回目の会合の交通費、その他の必要経費に使った以外は、印刷代に廻ることになります。もちろん邦訳本がどの程度のページ数になるかによるのですが、最低100冊は刷りたいと切望しています。

 

今後も更なる寄付を仰いで、一冊でも多く出版したいと願っています。

 

翻訳

夏でなければ見られない花(8月上旬 ブチャード・ガーデンにて)

 

以下は助成金を頂いた組織へのお礼の原稿が載ったメルマガのアドレスです。

お時間のある時にお読み頂ければと思います。

 

* VNCSの7,8月号のニュースレター 

https://gallery.mailchimp.com/0fcb7e2b9134bc0c251f1f1a8/files/

July_August_2016_Newsletter_FINAL.pdf

 

* VJFS発行の さくら通信 第220号 (2016年8月31日発行)← このニュースレターは一般公開されていないため、登録しなければ購読は出来ないとのことです。

 

 

 

 

 

 

 



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